『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』 レビュー
私も、小学生のころ書いていた“あのね帳”。
今回、この本をきっかけに、1人の先生が始められたものだったと知りました!
(それくらい、私の住む地域でも浸透していたように思います。)
自分が書いたものに、先生がコメントを返してくださることが本当に嬉しくて、楽しみで。
でも、ちょっと恥ずかしいというか、読む前はドキドキしていたことを覚えています。
小学1年生のありのままの言葉に、クスッとしたり、うるうるしたり…
自分の子どもたちを見ていても思いますが、子どもって本当に素直。
真っ直ぐ。
(それでいで、敏感というか、着眼点も素晴らしいし、そこ見てるんや?!みたいな驚きもたくさんある!)
そんな子どもたち(学校でひらがなを学び、言葉や文章を学んだばかりの小学1年生)の飾らない言葉に、私は脱帽でした。
私自身も、こうやってブログを書いたり、ノートや手帳を書くことも好きなのですが…
どうやっても、やっぱり文章を読んでもらえるように(読みやすいように)表現をあれこれ考えて、変えてみたりします。
あとは、こう書いたら嫌われるかな、とか。
こんなこと書いても、誰にも読まれないし、とか。
そういう頭を捏ねくり回すのが得意な私からすると、なんと真っ直ぐで、飾らなくて、素直で…本当に「ありのまま」表現力に、「あーーー!!これこれ!!!こんなんが好き♡」と思わせてくれる言葉たちでした。
胸の真ん中に、なんの躊躇もなく、ドンって届く感じ。
我が子も、こうやってありのままに表現できると良いなと、一緒にノートを始めました。
我が家には、ちょうどこの春小学1年生になった長男がいます。
まだひらがなの単語を一生懸命練習中です。
長男の学校で、〈あのね帳〉があるのか分かりません。
あると良いなぁとは思うのですが、どうしても先生の負担にはなると思うので…なんとも言えませんが…。
長男は、言葉にして伝えることだったり、真面目な話をすることが少し苦手なところがあります。
(そういう話をしようとすると、ふざけてしまったり、聞かないふりをしたり…。普段の何気ないおしゃべりは好きで、ずっと喋っているようなタイプなのですが。)
この本をヒントに、長男とノートのやりとりをしてみようと思い付きました。
(話すことが苦手でも、書くことができたら、私の経験上、楽しいんですよね。
ノートって無限大だなって思っています♡)
まだ文章で書くことは難しいので、長男は絵を書いたり、シールを貼ったり。
私からも、その日のことを一言二言くらい書いています。
それを読んでくれる長男が嬉しそうで、私も嬉しくなっています。
イラストも可愛い!大好きなヨシタケシンスケさん♡
こちらの本は、イラストをヨシタケシンスケさんが担当されています。
『おしっこちょっぴりもれたろう』や『あんなに あんなに』など、たくさんの絵本も執筆されています。
このイラストたちがまた可愛いんです!!
大人も子どもも表情が豊かで、「なんともいえない」微妙な表情たちが私はツボでした♡
小学一年生の飾らない言葉たち、そしてヨシタケシンスケさんのイラスト。
- 懐かしいな〜と「あのね帳」に思い出がある方も
- 「あのね帳」って何?!という方も
- ちょうど同じ年齢のお子さんがいらっしゃる親御さんやご家族も
目を通すと、ホッコリすることと思います。
ぜひ、読んでみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました(^^)